発達を疑ったキッカケ

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障害に気付いたキッカケ

小学2年生の男の子(発達グレーゾーン)

IQは境界知能で、知的障がいではないけれど認知力が通常発達児に比べて低いため学力・運動・コミュニケーションに困難を感じているようです。

一見、普通に見えるけど困難を抱えていることに気が付いたキッカケは3つあります。

1.保育園担任よりの指摘

*指摘は2度ありました。

1度目は4歳年中さんの時、懇談会で担任の先生より衝撃の一言!

担任
担任

「彼、どんくさいですね」

先生とは、ほかにも沢山お話しましたが、あまりに衝撃でこの一言しか覚えていません。

今思えば、運動障害があるので身体を上手く動かせずみんなと同じ行動がとれなかったのでしょう。

これが、発達グレーゾーンの子の辛いところ

普通に見えるので、フォローしなければと周りの大人に気付いてもらえません。本人も周りに一生懸命ついていこうとしているため余計分かりません。

2度目は5歳年長さんの時、懇談会で担任の先生より

(担任は1年ごとに変わります)

担任
担任

指示が理解できていないように感じます。同時に2つの指示を出すと難しいようです。でも、彼はとてもがんばっていて周りの子を見て今何をするべきなのか努力してついてきていますよ。

息子の頑張る姿を想像して涙がこぼれました。

  →役所の発達相談へ

2.探し物が異様に下手

息子のすぐそばにあるリモコンを取ってとお願いした時

「お母さん、どこにあるの?」

「足元だよ!」

「ねぇ、どこにあるの?」

このやり取り、物を変えて何度もありました。

小学校・眼科での視力検査結果 

右目1.2 左目1.2

両眼1.2だけど目が悪い?

物を探すことが極端に苦手。

息子の状態をネットや本で調べたら「ビジョントレーニング」に辿り着きました。最初に読んだ本は「発達の気になる子の学習・運動が楽しくなるビジョントレーニング」。

日本にビジョントレーナーの資格を持った人はあまり多くないようです。

私たちが住んでいる県には、ビジョントレーナーさんがいたので運よく近所で検査をしてもらうことができました。

この本にビジョントレーナーさんがいる施設・お店が掲載されていて、その中のお店へ予約しました。

→ビジョントレーナーさんのもとへ検査を依頼

3.小学1年生担任よりの指摘

一度目:夏休み前の懇談会  

二度目:冬休み前の懇談会

小学校へ入学して約2か月を過ぎたある夜、学校へ行きたくないと泣き出しました。

理由を聞くと

先生の言っていることが分からない。

みんなは分かっているけど、僕は何をしたらいいのか分からない。

辛く悲しい気持ちが伝わってきました。

3日間ほど夜になると泣いていましたが、その後またいつも通りの夜を過ごせていたので夏休み前の懇談会まで待ってから先生へ相談しました。

一度目:夏休み前の懇談会

担任
担任

指示が理解できていないことがあります。ここまで分かっていなかったのかと驚くこともありました。運動面でも縄跳びや走ることが苦手なようです。でも、苦手な事ばかりではなくボール投げではとても遠く飛ばしていたのでビックリしました。全てにおいて、クラスの中でビリというわけではないですよ

私

一人っ子で比べる相手がいなかったので、小1はこんなものかと思っていましたが結構深刻なんですね。息子は発達障害なのでしょうか?支援級へ変更した方が息子は過ごしやすいのでしょうか?

担任
担任

彼の場合、後追いになりますが宿題を家で保護者の方に見てもらい理解していけば、普通学級でみんなについていけると思います。それで、なんとか小学校生活はくぐり抜けていけると思いますよ。支援級だと生徒の人数が少なく社会性が育ちにくい環境にあります。社会に出てから大切なのは、社会性だと思うのでこのまま普通学級にいることをお勧めします。

先生からのお話は私にとって衝撃的でした。

上記以外に、国語・算数の理解どころか空気を読めない発言をしてしまい、教室が静まり返ってしまった事もあったようです。

息子はみんなを喜ばせたくての発言だったようですが、みんなの反応を見て本人が一番びっくりしているようだったと先生が教えてくれました。

通常発達の人でも、生きていくうえで沢山の壁を乗り越えなくてはいけないのに、息子の場合、通常発達の人よりはるかに沢山の壁を乗り越えなくてはならないのかと思った時、目から涙がこぼれそうになりました。

先生の対応(感謝)

先生はそんな私の様子をみて、息子が学校に泣かずに通えるよう対策を練ってくれました。

それが効果てき面!だんだん泣かなくなり、むしろ笑顔で学校へ行けるようになったのです。

先生がしてくれた対策とは、

息子はかなり自信を無くしていたので、息子より理解の遅い子に隣の席に来てもらい

息子を「教えてもらう側」から「教える側」へ変えたそうです。

目に見えて元気になっていきました。

隣の子は、私は未だに誰だったのか知りません。

申し訳なさで心はいっぱいになりましたが、感謝しかないです。

一度目の懇談会での相談では、なんとかなる判定をいただいたのですが・・・・

二度目:冬休み前の懇談会

二学期を終える冬休み前の二度目の懇談会では先生の顔つきが困ったものになっていて、息子の学力・運動能力の低さが想像を超えていたようで

担任
担任

支援級に行くほどではないと思いますが、もし保護者の方が望むのなら学校で発達検査をしてみることもできます。

息子の置かれている状況をいろんな角度から知り、どのようなフォローが必要なのか知りたい私は即答しました。

私

お願いします!

担任
担任

では、発達検査の前にスクールカウンセラーと面談をおねがいします。

→スクールカウンセラーさんと面談を依頼

→発達専門の病院へ予約


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