
こんにちは、りんむです。
発達支援に関する「児童発達支援士」の資格を取りました。
発達障害ってどんな症状を言うの?
親として何を知っていたら、子どもの力になれるの?
そんな思いを持ち、初心者が体系的に発達障害について学ぶ事ができる「何か」を探していた時に出合ったのが〚児童発達支援士〛という資格でした。
・子どもの発達が気になる。うちの子の状態って普通なの?
・発達障害の子へどう接したらいいの?
・発達特性は分かったけど、毎日一緒だとどうしてもイライラしてしまう…。
・教育業に従事しているが、子どもの言動がいまいち理解できない。
・空気が読めなくて、友だち関係が上手くいってないみたい。
児童発達支援士とは?
一般社団法人 人間力認定協会が認定する民間資格です。
累計受講者数が4万人を超えた人気のある資格で、教育現場のプロが受講者の4割を占めているようですが私の様な教育とは無関係で全く知識のない状態の人でも大丈夫でしたよ!
人間力認定協会は発達障害専門
一般社団法人 人間力認定協会で認定しているのは、以下3つの資格です。
①児童発達支援士
②発達障害コミュニケーションサポーター
③SSTスペシャリスト
※SST=ソーシャルスキルトレーニング
児童発達支援士[資格の詳細]

【内容物】テキスト1冊・ワークブック1冊・試験対策DVD(オプション制)1枚
【料金】37,400円(税込み)※試験は別途料金
資格名称 | 児童発達支援士 |
受験資格 | 特になし |
受講期限 | 8カ月 |
学習目安 | 20時間~30時間程度 |
試験料金 | 5,060円(別途) |
受験方法 | オンライン試験 |
合格基準 | 50問中35問以上正解で合格 |
出題形式 | 二択問題・四択問題 |
・履歴書に記載することが可能!
・有効期限や更新試験は無いので、一度とれば永久保持!
「児童発達支援士」で学ぶ内容〈全6章〉
1章 発達障害の特性を知る
2章 支援・療育方法とケーススタディ
3章 脳科学の面から、子どもの特性を知る
4章 人の道に立つための、しつけ教育
5章 やる気を引き出し、自ら成長していく子の育て方
6章 人間力を身に付け、必要とされる子の育て方

1~3章が「知識」、
4~6章が「実践」って感じなんだね!
学習の流れ
児童発達支援士の学習は、テキストとワークブックが中心です。
・単に知識を覚えるだけでなく、
・ワークを通して実践的に考える場面もあり、
「支援する自分」「支援を受ける人」それぞれの立場について深く向き合う内容でした。

知識を詰め込むだけじゃなくて、実践に向けて「どう向き合うか」をしっかり考えアウトプットするんだね!
- 1workbook「①~③」に取り組む
- 2テキスト1~6章まで履修
- 3workbook「④~⑥」に取り組む
- 4試験対策動画を視聴
- 5試験に申込・実施・結果通知

勉強の工夫
毎日、30分〜1時間は、テキストに向き合う時間にしていました。
勉強を習慣化させるために
・勉強する時間を決め、
・テキストをテーブルの上に置き、
・いつでもすぐに勉強が始められる状態。
を維持しておりました。

注意点!
受講期限の8か月って意外に長いんですよね。
中だるみしてしまわないように、1か月ほど集中して勉強して試験を受けちゃった方がいいかも(´ー`)
試験のこと
試験はオンラインです。メールの本文に申込URLがあったのでそこから申し込みました。
試験日は、申し込みの翌日から希望が可能となっていました。
※希望日から1週間受験可能
制限時間は50分。
50問中、35問以上(70%)正解で合格!
・解答を選択し「次へ」ボタンを押すと前の問題へ戻れません。

一度問題を解いて、次の問題へ行ったらもう前の問題へ戻れないんだ!
もどれないなんて、緊張感あるね💦
でも!この試験は落とす試験ではなく、何とか合格させてあげるといった感じの試験に感じます。
しっかりテキストを読み込めば、きっと大丈夫(´ー`)!
忙しい人へ
受講期間は8か月あるので、毎日30分の時間が取れる人なら大丈夫!
仕事・家事・育児大変かと思いますが、子どもとの向き合い方を変えられるので、頑張る価値はあります。
児童発達支援士を受講した人たちのリアルな声
児童発達支援士は、発達支援に限らず子育てや人材育成にも役立つと評判の資格です。
今回は、実際に受講した方たちの成功談と改善点を、リアルな体験談としてご紹介します。
成功談
ケース①:家庭での子育てに即活用できたAさん
長男の発達支援のために受講したAさん。
「最初は長男のためだけにと思っていたんですが、学んだことは次男にも役立つし、なんと夫まで『これ、部下の指導に使えるかも』と言い出しました。家族みんなで学んだ感じです。」
発達障害に限らず、子育てや対人支援全般に通じる知識だったといいます。
ケース②:アンガーマネジメントで親子関係改善のBさん
以前は娘が癇癪を起こすとついイライラしてしまっていたBさん。
「講座で学んだアンガーマネジメントを意識して、癇癪中に笑わせたり抱きしめたりするようになりました。すると娘が『ごめんなさい』と言える空気が生まれたんです。」
知識がそのまま家庭でのコミュニケーション改善に直結しました。
ケース③:専門職として視野が広がったCさん
医療的ケアが必要な子どもに関わる看護師のCさん。
「看護学校では“育てる”視点は学びませんでした。受講後は、保護者や子どもに寄り添うための言葉や接し方に自信がつきました。」
専門スキルの補完としても有効だったとのことです。
改善点
ケース①:教材視聴の不具合に苦労したDさん
「当時はDVD教材だったんですが、途中で音声が途切れることがあって…。今はYouTube配信に切り替わっているらしいので羨ましいです。」
技術面の改善は進んでいるようですが、タイミングによっては学習環境に差があったようです。
ケース②:受講後のフォロー不足を感じたEさん
「合格後に知識をアップデートできる場がもっとあると嬉しい。研修や交流会があれば、モチベーションを保てそうです。」
協会も意見交換会やオンラインサポートを始めているようですが、さらなる充実を求める声もあります。
ケース③:申込手順がわかりにくかったFさん
「試験の申し込みや流れが最初はわかりづらくて不安でした。サポート対応は丁寧でしたが、手順のページがもっと簡単だと助かります。」
学びの内容よりも前に、事務手続きでつまずくケースもあるようです。
学んだ感想

資格の勉強を通して、少しずつですが、子どもとの関わり方に変化がありました。
以前は、困りごとが起きると「どうしてこうなるの?」と焦ったり、つい感情的になってしまうこともありました。
でも今は、少し引いて見られるようになった気がします。

・この子は今、どんな感覚で世界を受け取っているんだろう?
・この行動には、どんな理由があるんだろう?
そんなふうに、“理解しようとする姿勢”を持てるようになりました。
もちろん、毎日が穏やかに過ぎるわけではありません。
でも、イライラする前に「どうしたらいいかな?」と考える余裕が、ほんの少しずつ育ってきたように思います。それだけで、子どもとの時間がちょっとだけやさしく、あたたかくなった気がしています。
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