今回は日本昔話をテーマに、
読んだ後「こどもに何を感じ取ってもらいたいのか?」を考えてみました。
子どもも大人もみんな同じ人は一人としていない。
それぞれ欠けた部分を補うにはどの昔話を読むのが、頭・心に刺さるかな?
を、個人の感想で書いていきます(´ー`)
我が家は一冊ずつ購入してしまいましたが、まとめて買えば良かったと後悔。
いまでもこのポプラ社のシリーズは夜の読み聞かせに使っています。
わらしべちょうじゃ
教訓!
・素直に人の助言を聞くことが出来る人は強い。
・日々まじめに暮らす人を必ず見ていてくれる人がいる。
四字熟語で例えると「温良優順」
温良優順(おんりょうゆうじゅん)の意味
〇素直でおだやかで、優しく従順であること。
かさじぞう
UnsplashのHiroshi Tsubonoが撮影した写真
教訓!
・他人を慈しむ心は、自分に返ってくる
・本当の心の豊かさとは、他人を思いやれること
四字熟語で例えると「温良恭倹」
温良恭倹(おんりょうきょうけん)の意味
穏やかで優しい人柄・礼儀正しく控えめな態度
ぶんぶくちゃがま
教訓!
・何度失敗しても諦めない。
・優しさや親切は巡りめぐって自分に返ってくるよ。常に優しさを持って接しましょう。
四字熟語で例えると「報恩謝徳」
報恩謝徳(ほうおんしゃとく)の意味
受けた恩義に対して感謝の気持ちを持ち、お返しをすること。
こぶとりじいさん
教訓!
・純粋な心で人生を楽しもう
・邪な心を持っていることは、他人の目から見ると明かなんだよ。
四字熟語で例えると「勧善懲悪」
勧善懲悪(かんぜんちょうあく)の意味
良い行いを推奨し、悪い行いには罰を。
三まいのおふだ
教訓!
・強敵を倒すのに必要なのは、知恵!
・上っ面の優しさに騙されないで。
四字熟語で例えると「油断大敵」「当意即妙」
油断大敵(ゆだんたいてき)の意味
油断は、失敗のもと!
当意即妙(とういそくみょう)の意味
その場に即した機転をすばやく利かす事。臨機応変力。
へっこきよめさま
Image by Jirreaux Hiroé from Pixabay
教訓!
・短所は長所、長所は短所。
・自分の能力を最大限幸せに使えるよう考えよう!
四字熟語で例えると「表裏一体」
表裏一体(ひょうりいったい)の意味
一つの物ごとに対して、二つの相反する要素があること
いなばのしろうさぎ
教訓!
・嘘をついた代償は大きいよ
・内面の美しさは、見た目にも表れる!
四字熟語で例えると「身心一如」
身心一如(しんしんいちにょ)の意味
身体と心は一体であって分ける事は出来ない。一つの物の両面。
ゆきおんな
教訓!
・約束を破ってはいけません。
・深い思いやりを持って接すれば、冷たい気持ちを温かい気持ちへ変えることも可能。
四字熟語で例えると「安居危思」
安居危思(あんきょきし)の意味
平和な時でも、もしもの最悪を想定して注意深く行動しましょう
おむすびころりん
教訓!
・これぞ、因果応報ですね。
・良い行いをした人に幸福が訪れ、悪い行いをした人は不幸がくる
そんな世の中であって欲しいという願望
四字熟語で例えると「因果応報」
因果応報(いんがおうほう)の意味
良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある。
ももたろう
教訓!
・弱きを助け強きを挫く
・意気揚々と魅力的な人には自然と人が集まる
四字熟語で例えると「抑強扶弱」
抑強扶弱(よくきょうふじゃく)の意味
弱い者を擁護し、横暴な強者を抑制する。
最後に
完全に個人的な意見を書いたものですが、
日本昔話のそれぞれのお話の教訓は何かを考えてみる事は意外に面白かったです!
【昔話が無くならない理由】
それは、昔も今も人間関係を円滑に進める方法は変わらない。
沢山の昔話を楽しく聞いているだけで、大人になる頃には円滑な人間関係構築に役に立つ!?かもしれませんね( *´艸`)
コメント