夏休みの宿題(小学2年生)で、ピアニカの練習があります。
しかし、息子はひたすらバンバン鍵盤をたたくばかり。
上手く弾けないので、イライラしてしまうみたいです。
練習の仕方(失敗例)
課題曲:カエルの歌・カッコー
①最初に、私が吹きながらピアニカを弾きます。
②次は、息子が吹いて私が弾きます。
③最後に、息子が吹いて弾きます。
この時、鍵盤の上の方を私が指し示し、「ここ弾くんだよ」と教えながらの演奏です。
③を何度か繰り返せばきっとできるようになるはず!と思いましたが、息子は2回目の練習で限界がきて逃亡しました。
弾けるようになるのが一番いいけど、弾けなくてもいいかなぁと逃亡させたままにしました。
音楽を授業で習う理由
楽器が演奏出来たり、歌を上手く歌うことができたら楽しい!
でも、それが学校で音楽を習う理由になるの!?
以下、”小学校学習指導要領解説 音楽編”より
表現及び鑑賞の活動を通して,音楽的な見方・考え方を働かせ,生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わる資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
— 文部科学省
(1) 曲想と音楽の構造などとの関わりについて理解するとともに,表したい音楽表現をするために必要な技能を身に付けるようにする。
(2) 音楽表現を工夫することや,音楽を味わって聴くことができるようにする。
(3) 音楽活動の楽しさを体験することを通して,音楽を愛好する心情と音楽に対する感性を育むとともに,音楽に親しむ態度を養い,豊かな情操を培う
表現の仕方・正解のない世界・物の感じ方をUPさせましょう
といった感じでしょうか?
「心を豊かに」がメインなのかなぁ~
⑴の”表したい音楽表現をするために必要な技能を身に付ける”
これは、楽器も演奏できるようにってことなのかなぁ
でも、やっぱり好きではないなら過度(やれるまで、やる)な練習はしない事にします。
息子が、「楽器の演奏を習得したい」と思う時がきたら、その時協力したいと思います。
好きこそものの上手なれ
UnsplashのYanna Zissiadouが撮影した写真
私は、ピアノの演奏&鑑賞が大好きです。
小学生の時に習い始め、夢中になりすぐに上達しました。
ピアノの教室で数名のみコンクールに出られるのですが、習い始めたばかりの私が他の子を差し置いて選ばれたのです。
自慢がしたい訳ではなく、
本当に好きな事を見つけると、人は楽しんで試練を乗り越えられる!
と、身をもって体験したのです。
もちろん、苦しくなり練習を辞めたくなる時もしばしばありましたが、自分の気持ちの根底に「ピアノが好き」は決して無くならなかったので、今でも暇をみつけては演奏を楽しんでいます。
最近では、息子に興味を持ってもらいたくて「マリオ」を練習しています(´ー`)
私の弾くことのできる曲で息子が好んでいるのは
「ベートーベン:悲壮第1楽章」と「ショパン:革命のエチュード」
どっちも激しめ(´▽`*)
息子も、夢中になって打ち込める「何か」がみつかるといいな。
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