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息子の本棚

たなからぼたもち くすのきしげのり:作 澤野秋文:絵

澤野秋文さんの描く絵が大好きで(私が)、この方の絵本を見つけると読まずにはいられまん。

今回「たなからぼたもち」と「まねきねこだいさくせん」の2冊を読み、

「まねきねこだいさくせん」はかわいい招き猫たちのファンタジーで心がほっこりするお話でした。

しかし、「たなからぼたもち」は内容がもう完全に育児本!

子供にやる気を起こさせる方法が書かれているんです。

たなからぼたもち あらすじ

「えっ、『たなからぼたもち』って、なんだい?」

「それは、なんの どりょくもしないのに おもいがけず いいことが あるってことだ」

たなからぼたもち より

”あんこやさん”の一人息子あまたろうは、ぐうたら人間。

父親に「たなからぼたもち」なんて無いのだから、努力しなさい。

と言われた時、

あまたろうは、「その『たなからぼたもち』をやろう」と父親に提案。

それを聞いた父親が本当に「たなからぼたもち」を実験させるのです!

ここからが、この絵本の良い所!

「たなからぼたもち」をした結果

「ぼたもち」を一生懸命作って、さぁ食べようとしたら

父親に、

「ぼたもち」を棚の上に置いて、落ちてくるのを待っていなさい。と言われてしまいます。

あまたろう、素直な子で父親の指示に従ってずっと待ってます。

ずーっとずーーーーと何日も待ちます。

そして、飽きてきてその場から父親たちの働く姿を眺めるようになります。

そのうち心境の変化が出て来て、自分でも作ってみたいと思うようになるのです。

そして、自ら父・母の仕事の手伝いをするようになりました。

だいたいこんな感じ。

父親・母親のすごい所

ただ息子の心の変化をじっと待つのです。

説教や嫌味は一切言いません。

「見守る」ただそれだけ!!

でもこれが出来ないんですよね。私。

頑張って、言わないようにしてもついつい口がでてしまう。

この父親・母親の方法

我が息子にはどうやって使ったらいいのかな。

応用が全く思い浮かばない・・・。

「思い浮かばない」がものすごく共感できる作文

余談ですが、

ブログは、作文を書いている気分と似ています。

以前、こんな作文をネットでみて、かなり共感しました。

小学生の女の子の作文なのですが、もう秀逸すぎる(´▽`*)

どうしよう

きょう学校でさく文をかきます。おもいつかないどうしよう。 みんなかいてる。わたしは、どうかな。・・・・かんがえていないのに頭がいたい。なんでかな。・・・・・・」

ぐでちち さんのツイッターより

これはほんの一部なので面白さは伝わらないと思いますが、全文読むととっても面白いんです。

もう臨場感がものすごい!これ絶対みんな共感できる作文だと思います!

作文で困った事がある方!この作文、是非検索して読んでみて欲しい。

とっても書き方が面白いんです!!

最高!

私もこんな風に作文が書けるようになりたい。

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