たなからぼたもち くすのきしげのり:作 澤野秋文:絵
澤野秋文さんの描く絵が大好きで(私が)、この方の絵本を見つけると読まずにはいられまん。
今回「たなからぼたもち」と「まねきねこだいさくせん」の2冊を読み、
「まねきねこだいさくせん」はかわいい招き猫たちのファンタジーで心がほっこりするお話でした。
しかし、「たなからぼたもち」は内容がもう完全に育児本!
子供にやる気を起こさせる方法が書かれているんです。
たなからぼたもち あらすじ
![](https://nobitawosodateru.com/wp-content/uploads/2023/09/91h7vvm5.png)
「えっ、『たなからぼたもち』って、なんだい?」
「それは、なんの どりょくもしないのに おもいがけず いいことが あるってことだ」
たなからぼたもち より
”あんこやさん”の一人息子あまたろうは、ぐうたら人間。
父親に「たなからぼたもち」なんて無いのだから、努力しなさい。
と言われた時、
あまたろうは、「その『たなからぼたもち』をやろう」と父親に提案。
それを聞いた父親が本当に「たなからぼたもち」を実験させるのです!
ここからが、この絵本の良い所!
「たなからぼたもち」をした結果
「ぼたもち」を一生懸命作って、さぁ食べようとしたら
父親に、
「ぼたもち」を棚の上に置いて、落ちてくるのを待っていなさい。と言われてしまいます。
あまたろう、素直な子で父親の指示に従ってずっと待ってます。
ずーっとずーーーーと何日も待ちます。
そして、飽きてきてその場から父親たちの働く姿を眺めるようになります。
そのうち心境の変化が出て来て、自分でも作ってみたいと思うようになるのです。
そして、自ら父・母の仕事の手伝いをするようになりました。
だいたいこんな感じ。
父親・母親のすごい所
![](https://nobitawosodateru.com/wp-content/uploads/2023/07/buddhism-g5fad81480_1280-1024x576.jpg)
ただ息子の心の変化をじっと待つのです。
説教や嫌味は一切言いません。
「見守る」ただそれだけ!!
でもこれが出来ないんですよね。私。
頑張って、言わないようにしてもついつい口がでてしまう。
この父親・母親の方法
我が息子にはどうやって使ったらいいのかな。
応用が全く思い浮かばない・・・。
「思い浮かばない」がものすごく共感できる作文
![](https://nobitawosodateru.com/wp-content/uploads/2023/07/xjbq3pxq.png)
余談ですが、
ブログは、作文を書いている気分と似ています。
以前、こんな作文をネットでみて、かなり共感しました。
小学生の女の子の作文なのですが、もう秀逸すぎる(´▽`*)
どうしよう
きょう学校でさく文をかきます。おもいつかないどうしよう。 みんなかいてる。わたしは、どうかな。・・・・かんがえていないのに頭がいたい。なんでかな。・・・・・・」
ぐでちち さんのツイッターより
これはほんの一部なので面白さは伝わらないと思いますが、全文読むととっても面白いんです。
もう臨場感がものすごい!これ絶対みんな共感できる作文だと思います!
作文で困った事がある方!この作文、是非検索して読んでみて欲しい。
とっても書き方が面白いんです!!
最高!
私もこんな風に作文が書けるようになりたい。
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