DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)人生が豊かになりすぎる究極のルール

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お金・資産運用

2024年の幕開け。

日本では元旦・2日も悲しく痛ましい事が立て続けにおこり胸が痛むばかりです。

「DIE WITH ZERO」は2020年に発売されて以来、今でもどの書店へ行っても目立つところにおいてあります。

こんな時だから、「死」に向き合ったこの本を読んでみる事にしました。

人生で一番大切な物とは・・・

Image by Burak Şipşak from Pixabay

何度も思い出して楽しめる「思い出」なんですって!

楽しかった・大変だった・素晴らしかった・辛かった・みんなで乗り越えた 

年を取った時に、一番心をワクワクさせるものは過去の「思い出」。

筆者が高齢の親族へ、お金をプレゼントしてもあまり使って貰えなかったようです。

しかし、思い出の詰まったフォトアルバムのデータを渡したら涙を流して喜んでくれたそうです(´ー`)

アリとキリギリスのイソップ童話より(2者の中間が良い)

「アリとキリギリスのイソップ童話」より著者は

アリは人生の晩年に備え、一番体力・気力が満ちている時を全て労働に捧げてしまって、人生を楽しめていない。

キリギリスは、遊びすぎて未来の事を軽視しすぎている。

キリギリスはもう少し節約すべきだし、アリはもう少し今を楽しむべきなのだ

DIE WITH ZERO 48項

この中間である事が人生を豊かに過ごすヒント!

資産は遺産としてではなく、生前に適切な時に渡しましょう

著者は、しっかり資産を分ける事を進めています。

①自分が死ぬまでに使ってよい分

②子どもや親族に渡す分

③寄付したい団体があればその分

そして、②と③は遺産という形で渡すべきではなく、生前に渡すべきである。

自分の使う分以外で人へ渡したいと思っている資産は、死後ではなく適切な時に渡しておきましょう。

〇寄付するなら今すぐに!寄付を募っている団体は、今すぐ必要なはずだから!

〇子や親族へ渡すなら、渡す相手が適切にお金を管理・使用できる年齢で!

金の価値を最大化できる年齢は「26~35歳」

譲り受けた財産から価値や喜びを引き出す能力は、年齢とともに低下する。

DIE WITH ZERO 125項

20歳で1000万貰ったら、無限の可能性にワクワクするでしょう

70歳で1000万貰っても、それを使う物欲・気力・体力も20歳とは全然違うでしょう

お金を使うタイミングが大事

老後が心配で働き盛りといわれる20代~50代までを仕事に沢山の時間を費やし

自分の本当にしたいことを後回しにしてしまう人が多いようです。

後回しにした結果、定年を迎えた後だと体力・気力が落ち、チャレンジするには遅すぎたと

結局、出来ないままになってしまう。

著者は、これを避けて!と言っていました。

老後の資金はもちろん必要。

でも、ほとんどの人が貯蓄した7~8割を使い切れずに死んでしまっているんです。

心配しすぎて貯めこむばかりではなく、しっかり自分のやりたいことにもお金をかけて人生を楽しんで!

そして著者は、『効率化の鬼』↓

使い切れなかったお金が100万あったとします。

その100万稼ぐために働いた時間も無駄になってしまう。

超ビジネスマン!

「時間」をとても大切に考えているのですね

「時間=命」肝に銘じます

最後に

私は「子育て中」であるのと、「老後の資金を十分に貯める事ができていない」ので今後も資産を増やすことは必須ですが、しかできない思い出作りもしていきたいと強く思いました。

少し前までは、息子はどこにでもついてきてくれました。

動物園・水族館・博物館・プール

でも今は、彼が行きたくない所へはついてきてくれません。

いくら私がアンパンマンミュージアムへ行きたいと言っても、今後喜んでついて来てくれることはないでしょう。

その時、その瞬間にしかできない事

楽しまなきゃ後悔すると改めて感じさせられました。

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