息子が突然、平家物語の「祇園精舎の鐘の声~」を暗唱しはじめた!!!

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息子の本棚

小学2年生の息子、2023年秋頃よりネットフリックスで見つけた

『呪術廻船』にはまり始めました。

とても暴力的なので、子どもにはあまり見せたくないのですが

気が付いた時には息子はもうどっぷり浸かっておりました(;゚Д゚)

呪術廻船「東堂 葵」のセリフに感謝!!!

呪術廻船のお話は基本的に戦いなので、暴言・暴力が多々出てきます。

呪術廻船から素敵な影響は無いだろうと思っておりましたが

1つだけ素敵な事がありました!!!

それは、登場人物の「東堂 葵」のセリフに平家物語があるんです。

息子、その東堂の真似をして楽しそうに平家物語を暗唱しているんです!!!

キッチンでも、リビングでも、お風呂でも、どこでも暗唱し始めた

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

真似て暗唱し、術を出すポーズをしているのですが、

完全に真似を出来ているわけではなく所々間違ってる・・・(/ω\)

なおしたい・・・。

でも、本人気持ちよくそらんじているので邪魔もしたくない・・・。

でも・・・・

そーだ!我が家にはあれがあった!

祇園精舎の絵本

絵がダイナミックに描かれていて、2ページで1文。

小学生にはこの文章の意味を理解する事は難しいように感じますが

絵があるのでかなり理解を助けてくれていると思います。

それでも、息子にどんな意味か分かるか聞いたら

さっぱり分からなかったようなので、息子にどんな感じだと思うか聞きながら説明しました。

祇園精舎の絵本 [全文]

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の祿山(ろくさん)、これらは皆旧主先皇の政にも従はず、樂しみをきはめ、諌めをも思ひ入れず、天下の乱れん事を悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり。

近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の信頼、これらはおごれる心も猛き事も、皆とりどりにこそありしかども、ま近くは、六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申しし人のありさま、伝えへ承るこそ、心もことばも及ばれね。

全て読み仮名がふってあるので、子どもでも読むことが出来ます。

それにしても難しい・・・。

私も読み仮名ふってなければ読めなかった文字もありました・・・(/ω\)

それにしても、同じことを繰り返し言われている気がします。

調子にのってはいけません

気を付けます・・・。

「寝るまえ1分おんどく」こちらでも!

寝る前の習慣として読んでいる、こちらの本の中にも

「祇園精舎の鐘の声・・・」があるんです。

毎日、どのページを音読するかは息子が決めるのですが、

音読を面倒だと感じている時は、

暗唱もできるこちらをさっさと言って終わらせている時もあります。

良いんだか悪いんだか・・・(;゚Д゚)

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