
こんにちは、りんむです。
息子9歳で、スイミング歴9年!
まだ立つこともできない、生後9か月の頃、スイミングスクールに通い始めました。
それから8年。
泳げるようになるのはもちろんのこと、思いがけず子どもが得たものがたくさんありました。
・子どもに合う習い事を探してるけど、スイミングってどうなの?
・うちの子、習い事を続けられるか不安…親はどう関わればいい?
・スイミングって、泳げるようになる以外にどんな効果があるの?
スイミングは、ただの習い事じゃなかった。親として見守ってきたからこそ感じた、「成長」をお伝えします。
息子のスイミング略歴
- 0歳9か月ベビークラス
親子で一緒にベビープール
- 2歳半~4歳幼児クラス
親子分離。子だけで参加。
- 4歳ジュニアクラス
「遊び」から「練習」へ。
- 7歳クロール25M合格
クロール習得までに3年以上(;゚Д゚)
- 8歳背泳ぎ25M合格
4泳法の中で一番苦労してた
- 9歳平泳ぎ25M合格
すぐにコツをつかんだ得意な泳ぎ
- 9歳バタフライ25M合格
意外にこちらもあっさり合格
スイミングを始めたきっかけと当時の様子



元気な子に育って欲しいな!
スイミングは身体の発達に、とても良さそうだよね。
やってみよう!
子どもが生まれたとき、まず願ったのは「元気に育ってほしい」。
そして、水が怖くなる前に「泳ぐって楽しい!」と思ってほしくて、ベビースイミングを始めました。
ところが…
最初の1か月半、なぜかうちの子だけ毎回大泣き!Σ(゚д゚lll)ガーン

つい最近まで羊水の中にずっといたじゃん!お風呂だと、頭から水(ぬるま湯)をかぶっても平気な顔してたのに…。
プールに響き渡る泣き声で、コーチの声がかき消されるほど…。周りの親子にも申し訳なくて、毎回ちょっと気まずい気持ちで通っていました。
でも、コーチも他の親御さんたちも「大丈夫だよ」と優しく声をかけてくれて。
週2回のスイミングは、育児の息抜きにもなり、少しずつプールにも慣れていって、今ではすっかり水遊び大好きっ子に成長しました。
スイミングが子どもに与えた3つの成長
喘息の予防につながったかもしれない


スイミングを続けていたことで、喘息の発症を防げたのかもしれない!?
――そんなふうに感じた出来事がありました。
0歳からスイミングを始め、5歳になったころコロナ禍でスイミングスクールが2か月間お休みになりました。
その2か月の間に「喘息」の症状が出て、一時入院した方が良いかも!?と医師が迷うほど辛そうにしていましたが、スイミングが再開されてから軽い症状は出るものの、喘息の症状をそこまで辛そうにしている姿を見たことがありません。
もちろん、因果関係ははっきりしません。
でも、水泳によって呼吸機能や体力が向上していたことは確かで、「続けていたからこそ、症状が出なかったのかも」と思わずにはいられませんでした(´ー`)
集団行動の中でルールを学び、周囲を見て判断する力がついた

スイミングは個人競技のようでいて、実は集団での行動がとても多い習い事です。
・コーチの話を静かに聞く、
・順番を守る、
・挨拶をする、
集団行動の中での基本的なルールを身に付けました。
息子は、複数の指示を一度に受けると混乱しやすい特性がありますが、スイミングを通して周りの様子をよく観察し、空気を読んで行動できるようになりました。
保育園生活でも、先生の話をしっかり聞けるようになったり、友達との関わり方がスムーズになったりと、スイミングで培った「周囲を見て判断する力」が、確実に日常生活にも活きていると感じています
美しいフォームで泳げるようになった


そして何より、泳ぎの技術がぐんぐん伸びています。
スイミングでは、
・水に慣れる
・バタ足
・けのび
・壁を蹴って前に進む
など、細かく段階を分けてレベルアップできるようにプログラムが組まれているため、息子も一つひとつの動きを丁寧に身につけながら、着実にステップアップしてきました。その為、フォームもとてもきれいに仕上がってきていて、見ていて嬉しくなるほどです。
通わせる中での工夫と乗り越えたこと


スイミングを始めて、何度も壁にぶつかって「辞めたい」と言われた事も。
たとえば、進級テストで不合格が続いた時
「もうやりたくない」「どうせ受からない」と、ぽつりとこぼしたことがありました。そんな時は、無理に励ますのではなく、まずは気持ちを受け止めるように心がけました。「悔しいよね」「がんばってたの、ちゃんと見てたよ」――そう声をかけると、少しずつ気持ちが落ち着いて、また前向きになっていきました。
モチベーションを保つために、ちょっとした工夫も
テストの前には「合格したら好きなアイスを買おう!」と小さなご褒美を用意したり、練習後には「今日のここ、すごくよかったね」と具体的に褒めるようにしたり。
親として、黙って見守る
最初は「ちゃんとやってるかな?」と気になって、つい口を出してしまうこともありましたが、今では「見守る」「信じる」「励ます」を意識するように。
子ども自身が「やってみよう」と思えるような関わり方をするよう心掛けています。
スイミングがもたらした“それ以上”のもの


スイミングを通して得られたのは、泳ぎの技術や体力だけではありませんでした。
続けてきたからこそ、親子の関係性にも、子どもの心にも、たくさんの変化がありました。
親子の関係性が深まった
週2回のスイミングは、親子で過ごす特別な時間でもありました。送り迎えの車の中で話す何気ない会話、テストの結果に一緒に一喜一憂する瞬間。――そんな積み重ねが、親子の絆を少しずつ深めてくれたように思います。
「今日の泳ぎ、すごくきれいだったね」
「悔しかったね。でも、がんばってたの見てたよ」
そんな言葉を交わせる時間があることで、子どもとの距離がぐっと近づきました。
継続する力・あきらめない心が育った
スイミングは、すぐに結果が出る習い事ではありません。進級テストに落ちることもあるし、思うように泳げない日もあります。それでも、コツコツと練習を重ねていく中で、「続けること」「あきらめないこと」の大切さを、自然と身につけていきました。
テストに合格した時の達成感は、努力が報われる喜びそのもの。この経験は、きっとこれからの人生の中でも、息子を支えてくれるはずです。
スイミングを何度も「辞めたい」とこぼしていた時期もありました。
それでも続けていくうちに、バタフライに挑戦するようになり、ついに4泳法すべての習得が目前となった頃――初めて息子が笑顔で言ってくれました。

お母さんありがとう。続けて良かった!
その言葉に、胸がいっぱいになりました。あの時、無理に励ますのではなく、そっと寄り添ってきてよかった。スイミングを通して育った“あきらめない心”は、息子の中にしっかり根を張っていると感じました。
学校以外の居場所ができた安心感
スイミングスクールは、子どもにとって「もうひとつの居場所」でもありました。学校とは違う友達、コーチとの関係、安心して過ごせる空間。
もし学校でつまずくことがあっても、ここに来れば自分らしくいられる――そんな場所があることは、子どもにとって大きな安心につながっていたと思います。
まとめ:スイミングは、心と体を育ててくれる
スイミングは、ただ泳ぎを習うだけの場所ではありません。子どもの心と体の成長を、バランスよく支えてくれる習い事です。
- 体力・免疫力がつく:風邪をひきにくくなって、元気に過ごせるように
- 社会性が育つ:集団の中で、ルールや人との関わり方を自然に学べます
- 達成感を味わえる:進級テストや泳法の習得で、「できた!」という自信につながります
- 集中力・継続力が身につく:コツコツ取り組む習慣が、少しずつ育っていきます
泳げるようになることはもちろん、努力する力や自信を育てるきっかけにもなります。「まずは体験だけ」でも大丈夫。
気軽に始めてみることで、きっとお子さんの新しい一面に出会えるはず(^ω^)
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