
こんにちは、りんむです。
ついにIQの数字が具体的が分かりました!
知能検査をきっかけに、息子が“境界知能”であること、そして苦手な部分が分かりました。それは、これから彼らしく歩いていくためのヒントになった気がしています。ちょっとずつ、希望の光が見えてきたような、そんな気持ちです( *´艸`)
【療育センター:備忘録3】
IQテスト(WISC-IV知能テスト)の結果
検査名:WISC-IV知能テスト


小学2年生・5月中旬に知能テストの結果を聞きに行きました。
診断結果:発達グレーゾーン(境界知能)
知的障害認定(IQ70以下)ではないけれど、通常発達児についていくのには困難を感じている。
IQレンジ | ラベル・分類例 | 人口割合(目安) |
---|---|---|
145以上 | 卓越したギフテッド(高IQ) | 約0.1% |
130〜144 | ギフテッド(高い知的能力) | 約2.1% |
115〜129 | 平均より高い知能 | 約13.6% |
85〜114 | 平均的な知能 | 約68% |
70〜84 | 境界知能(支援が届きにくい層) | 約13.6% |
50〜69 | 軽度の知的障がい(支援の対象) | 約2.1% |
49以下 | 中度〜重度の知的障がい(支援を要する) | ごく少数 |

数値が書いてありますが、見ますか?この数値は、現時点での評価であって、成長と共に変化することもありますからね。
私はすでに発達障害であることに確信をもっていたので「見たいです」と即答し、先生は息子にも見るかどうか聞いてくれて、息子も「見る」と即答でした。息子はこの数値の意味を理解してはいないと思います。
そして、息子は数値を見ましたがやはり反応は特になく、持ってきていた絵本をその場で読み始めました。
診断の詳細

先生より、IQの数値を見せてもらった後、現在の息子の状態を教えていただきました。
全般的な知的能力の発達水準は「低い(境界知能)-平均の下」の範囲です。
「WISC-IV知能テスト」では、4つの項目で診断結果が出ました。
①言語理解
②知覚推理
③ワーキングメモリー
④処理速度
それぞれがどんな風に弱いのかを教えてくれます!
言語理解
言語理解能力、言葉を使って推論する力

ルールを説明する課題では、擬音語を多発。2つの物の関連性を説明する課題では、言葉を重ねすぎ遠回りで分かりにくい。
知覚推理
空間認知、視覚的な情報をもとに推論する力

図形を構成する課題では、補助線有れば可能だが、ないと苦戦。不注意な点が目立つ。
ワーキングメモリ
聞いた情報を記憶に一時的にとどめ操作する力

課題に懸命に取り組んでいたが、聞き漏らしたり、順序が入れ変わってしまったり。聞いた情報を一定のルール通りに並び替える課題では、ルールを把握することが困難だった。
処理速度
単純な視覚情報をすばやく正確に処理・識別する力

似た記号を見分けるのは少し時間がかかるが、概ね正確にできた。

何を支援してあげたら良いのか、分かってきた!
項目毎にもっと詳しい説明をされましたが、ざっとこんな感じです。
息子の特徴と今後の支援について
息子の特徴として―
明るく朗らかな印象の子。検査者とコミュニケーションもよく取れていた。
今後の支援について―
記号を素早く書き写す。やり方とゴールが明確な作業を正確に早く処理すること。
図形を構成する。空間的な位置関係の把握。
提示する視覚情報は数をしぼる。シンプルにする。平面図形の学習では実際に操作できる用具を準備する。
先生からは、学校での勉強のフォローを個別指導の塾等でしてあげた方がいいと思いますと言われました。公文はどうですか?と聞いた時、なんとなく先生はおススメしてない感じでした。
学習系の習い事に抵抗を持っている息子なので、どうしようか悩みます(>_<)
さいごに
息子が受けたWISC-IV知能検査によって、彼の知的な特徴が具体的に見えてきました。全体的なIQスコアだけでなく、
・どんな力が得意で、
・どこにつまずきやすいか
つまり、彼ならではの認知のバランスが分かってきたのです。
さらに、こうした結果をもとに、
・今後どんな支援が必要か、
・どんな関わりが効果的か
についてもヒントが得られました。
検査結果のIQ数値を見たとき、正直言って“こんなに低いの?”と驚き、少し落ち込みました。でも、結果がすべてではないことも分かっています。数字の奥には、彼の得意なこと、頑張っていること、そしてまだ伸びしろのある部分がちゃんとある。
親として、この結果を“希望の入口”に変えていけるよう、息子と力を合わせていきたいです。
最後に、3か月後くらいにまた来てくださいと言われ、次回夏ごろを予約して帰りました。
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