小学4年生の息子。
毎日宿題に4行日記があります。
大抵テーマは自由ですが、今日のテーマは
生まれ変わったら何になりたい?

お母さんは生まれ変わったら何になりたい?

突然聞かれてもなぁ
何になりたいかなぁ うーん

ケーキ屋さんとかパン屋さんとか
何かあるでしょ?

やりたいことはやってきたからなぁ
その前に、なんで急に?

4行日記の宿題だよ

そーいうことね!
じゃあ、あなたは何になりたいの?

オレはね、今の自分になりたいかな
友達にも恵まれているし、したい生活できてるし

そっか、じゃあそのまま日記に書いてみたらいいんじゃない?
ぼくがうまれかわてもいまの自分がいいです。
りゆうは、友だちもいぱいいてめぐまれているし
生かつもたのしいから
うまれかわて自分のまでいたいです。
息子の4行日記より
本当に読むのが難しい息子の難解な文章(/ω\)

ぼくが生まれ変わっても今の自分が良いです。
理由は、友だちもいっぱいいて恵まれているし
生活も楽しいから
生まれ変わっても自分のままでいたいです。
もしかしたら、考えるのが面倒でこう言ったのかもしれない。
他の素晴らしい選択肢をまだ知らないだけ。
そんな事も思ったりしましたが、今は息子の「今の自分になりたい」をそのままの意味にとり嬉しく感じておくことにします( *´艸`)
息子の自己肯定感はバッチリ!
4行日記からは、今の自分に満足できている事が伝わってきました。
あと、息子からの発言でよく感じるのは
自分は存在しているだけで、価値のある人間としっかり思っている様子( *´艸`)
家族・親族・息子の友人たちみんなから大切にされていることをしっかり感じてくれているみたい。
なぜか周りに助けてもらう事が上手な息子
息子は、家庭内と外では性格が少々違うように思います。

甘えん坊・横暴・素直・嘘つき・・・

カッコつける・頼れるお兄さんキャラを演じる・でも甘える・・・
私の息子のイメージはこんな感じ。
このブログで何度も書いてきましたが、息子は通常発達児に比べてすべてにおいて出遅れています。
他の子たちと同じように課題をこなしていくのは難しいようです。そこで
息子は生きていく術として、「他人に助けてもらう技術」を身に付けていました。
学校生活においても、家庭でも会社でも一人では限界があるので、助けてもらう事が自分が快適に楽しく生活していく事に欠かせないと分かってはおりますが、私はこの「他人に助けを求める」というのがどうも苦手で。
「他人に助けてもらう技術」を身に付けた息子は本当にすごいと思っています。
この技術を身に付ける為には、自分の出来ない部分(他人に弱みを見せる)と向き合い、出来ない事を認め、人にお願いしなければいけない。
自尊心との闘いのように思います。
ちっぽけな自分の自尊心を死守する、みっともない私(;゚Д゚)
息子は、自分の能力と向き合い、出来ない事を認め、人に助けを求めた。
本当にすごい・・・。
しかも、息子から学校の様子を聞くと、息子の周りの子たちはとても優しい子ばかりで、積極的に助けてくれているようなのです。
✖「他人に助けてもらう技術」→〇「他人に快く助けてもらう技術」
まだ幼い息子ですが、この部分に関して頭が下がる思いです。
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