熟睡者 sleep sleep sleep
クリストファン・ベネディクト/ミンナ・トゥーンべリエル著
この本を読み終える頃には、
睡眠だけではなく生活習慣そのものを改善したいと思うように。
睡眠は、日中の行動を反映させているらしい・・・。
睡眠の質を変えれば、
記憶力・創造力・免疫力・食後代謝率のUP
ストレス緩和・筋肉減を予防
得られるものは計り知れない!
睡眠適正時間って?
【有病率が低い睡眠時間】
※ショートスリーパーを除く一般的な時間
成人:7-9時間
10代:少なくとも8時間
学童期:9時間
幼児:約11時間
寝不足は、パフォーマンスの低下(仕事・家事等)だけではなく、感情のコントロール面にも影響が!
これは、誰もが実体験で経験済みかなと思います。
寝不足からくる、頭が働かない・身体がだるい・目の下のクマ・人を気遣う煩わしさ
睡眠不足では、熟睡できた時と比べると、一日の過ごし方に大きく影響が出ますね。
眠って「賢者」になる方法!
深い睡眠中に脳が
今日得た新たな情報を「必要or不要」に分け、
不要と判断された物は処分されてしまうらしい(/ω\)
脳が必要と判断するのは
・何度も反復・練習したこと
・感情と共にある記憶
・将来に有効(大切)であると本人が思っている知識
・香りと結びついている記憶
記憶に残しやすくするためには上記が有効らしいです。
シフト勤務者はたくさんの犠牲を払っている
人は、朝・太陽の光と共に活動を開始し、夜の暗闇と共に休む。
これは人間が進化する時に得た体内時計。
【安定した睡眠・覚醒リズムと高い認知能力の関係】
「シフト勤務者」と「日中の勤務者」と能力を比べるテストをした時、
「シフト勤務者」は能力が下回る事が分かったそうです。
勤務時間を日中に変えて、5年ほどで能力はもどるらしいのですが・・・。
5年もかかる!
[シフト勤務者の悲劇]
太陽の光を浴びた後の睡眠では、身体の中は不協和音を奏でている。
――― 臓器ごとに、太陽の光に対する反応速度が違うから
でも、急患を引き受けてくれる病院・消防・警察・コンビニ・大量生産が必要な工場
この世はシフト勤務者無しでは成り立たない。
夜勤者に感謝して、日々丁寧な生活をしなければと心の底から思いました。
快適な睡眠をとる方法
・午前中に太陽の光を浴びよう!
―晴れている日なら30分、曇りなら1時間程度
・寝室の温度は涼しめに
―人は眠るとき体温が下がるから
・酸素量を確保
―窓を開ける・寝室のドアを開けておく
・食事は7-19時の間にとろう
―朝は「皇帝」、昼は「王子」、夜は「貧民」のような食事がベスト
・朝、運動をしよう
―7-8時 15-17時に持久系の運動がベスト
・昼寝は15分間までね
他にもおススメ方法はありましたよ!
沢山あるので全てを実行は難しいかもしれませんが、一歩づつ進んでいきたいです。
睡眠からくる不調・恩恵
「睡眠」の質を上げ、しっかりとることによって得られる恩恵はまだまだ沢山!
・ダイエット効果?筋肉量の維持?
「睡眠負債」を抱えることの恐怖
・知っておいた方が良いことが沢山。
身体の仕組みをしっかり説明してくれているので、納得しながら読み進める事ができます。
まだ読んでいない方は、是非!
息子には、もう少し嚙み砕いて
睡眠の質・量について少しづつ教えてあげたいです。
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