私が働く会社には沢山の人が居ます。
【会社勤めの良い所】
自分とはまったく世界の違う、普段なら絶対かかわることが無かったであろう人と沢山出会えること!
そして、仕事の合間に雑談して仲良くなれた時、自分だけならまず知りえなかった事を教えて貰ったときとても嬉しくなります( *´艸`)
ここでは、最近お話している時「じゃあコレ貸してあげるよ」と言って貸してもらった本3冊を紹介します。
3名から借りたのですが、40代・50代・70代の方からで
人に寄って読む本が全然違うので面白い!
「国家の品格」
支店の顧問より「国家の品格」を貸して頂きました。
私はこの本を読んで、息子に「英語」を学ばせることを辞めました。
英語を学ぶ事はもちろん良いのですが、
真の国際人・日本人を目指すとはどういうことかを教えて貰った1冊で
読む前と後では、日本人としての心構えが変わったように思います。
日本人なのに、日本の事をあまり知らない・・・。
反省しました。
なんとなく内容は小難しそうなのかと思いきやすごく読みやすくて、借りてから結構すぐ返したので
「ホントに読んだのか?」と疑われてしまいました(´▽`*)
返した後に、その本についてのお話をするのもとても楽しい時間でした。
東洋の帝王学 貞観政要
他部署の部長より「東洋の帝王学 貞観政要」を貸して頂きました。
部長から借りた本は、1975年初版の物でもう廃版になっているのか、同じものを見つけることが出来ませんでした。
同じ訳者の方の本を上に載せておきました。
中国の名君太宗(たいそう)と重臣魏徴(ぎちょう)たちの問答。
「貞観政要」は古来から帝王学として人々に読み継がれているようです。
日本の北条政子や徳川家康も愛読家!
もっとも心が打たれたのが
歴史家(史官)の使命感
中国人は記録を大切にする。中略-たった一行の記述のために命をかけることもあった
東洋の帝王学 貞観政要198頁
続きにこんな事↓が書かれていました。
暗君である王を臣下が殺した。しかし、たとえ暗君と言えど「臣下に殺された」と記録されれば歴史的に汚名を残すことになるので知られたくない。
だから、記録した史官を殺した。
その史官の弟が仕事を引き継いだが、また事実通りに「臣下が王を殺した」と記録した。
その弟も殺した。次に3番目の弟が仕事を継ぎ、また事実通りに「臣下が王を殺した」と記録した。
さすがにもう殺すのを諦めた。
↑この命をかけても職責をまっとうする姿に涙がこぼれそうになりました(/ω\)
帝王学とは少し違う所に一番感動してしまった(/ω\)
行動経済学のしくみ
上司である部長に「行動経済学のしくみ」をかして頂きました。
本屋に行くと必ず目にする「行動経済学」
どんな学問なんだろうと気になっていたので借りる事ができてラッキーでした!
人は、理解していても合理的な行動がとれない事がある。
例えば、のどが渇いたので何か飲みたい。
少し歩けばスーパーがあるからそこで買えば安く買う事が出来る。
でも!目の前の自動販売機でついつい買ってしまう。
それはなぜなのか?どうしたら、合理的な行動をとることができるのか?
こちらは、いますぐ実践できる学び!
一通り読みましたが、すぐ忘れてしまうので(´▽`*)
気になったところをもう一度読み返して、しっかり自分のもの(知識)にしたいです。
最後に
以上が最近他人から借りて読んだ3冊。
会社の上の立場の人から借りた本を読まないわけには行きません。
借りた時、実は読むのに抵抗があった物もありましたが、読んだ後は貸してもらえて良かった。
また私の世界が少し広がったと思う事が出来ました。
読書は嫌いではありませんが、やはり自分が好きな分野ばかり読んでしまうので
たまには他人からのおススメを読むのも良いものだなと感じています( *´艸`)
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