発達障害の子育てに迷ったときに|発達支援コーチ初級講座&試験の体験談

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

発達支援・相談先

こんにちは、りんむです。
発達支援コーチ初級の講座を受講してきました。

発達障害の子どもを育てていると、こんな疑問が浮かんでくることはありませんか?

こんな疑問を持ってる方へ

・発達障害の症状はどうしたら改善できるのか?
・効果的な支援やアプローチにはどんな方法があるのか?
・子どもの発達をサポートするために、家庭でできることは何か?
・発達障害の子どもに合った支援方法を探しているけれど、なかなか見つからない…。

私もまさに同じ思いで、いろいろな本や支援方法を探しては「これが子どもに合うのかな?」と迷っていました。そんなときに出会ったのが 「発達支援コーチ」 です。

その考え方に惹かれて、初級講座を受講してきました。
この記事では、実際に学んだ内容や感想を紹介します。

発達障害の子育て支援に役立つ?発達支援コーチとは

発達支援コーチは、「こころとからだの発達・学習支援」を行うための民間資格 です。
この資格は 一般社団法人ここからだ で取得することができます。

公式HPでは次のように説明されています。

日常生活の生きづらさや学びづらさには、発達の土台の一つでもある「原始反射」の影響が考えられます。発達支援コーチでは、遊びを通じて原始反射の統合をはじめ、身体や発達に必要な動きや感覚を育てるお手伝いをしています。

ここで出てきた「原始反射」という言葉、聞き慣れない方も多いかもしれません。
少しだけかみ砕いて説明しますね。

原始反射ってなに?

赤ちゃんには、生まれつき備わっている“反射的な動き”があります。
たとえば…

  • 手のひらに指を置くとギュッと握る「把握反射
  • 大きな音に驚いて手足を広げる「モロー反射

これらをまとめて 原始反射 と呼びます。

本来は成長とともに自然に消えて(=統合されて)いくものですが、うまく統合されないまま大きくなると…

原始反射が統合されていないと…
  • 姿勢が崩れやすい
  • じっと座っているのがつらい
  • 集中が続きにくい
  • 字を書く・読むのに苦労する
  • 学習のつまずきが多い
  • 空気が読めない

といった“努力だけでは解決しにくい困りごと”につながることがあります。
👉 詳しく知りたい方は 一般社団法人ここからだ 公式サイト をご覧ください。

発達支援コーチの役割

発達支援コーチは、こうした「統合されずに残っている原始反射」に注目します。
そして、遊びを取り入れた動きや、体を使った活動を通して、反射の統合を後押ししたり、発達に必要な感覚や動きを育てるサポートをしていきます。

ただ“できない部分を矯正する”のではなく、
👉 子どもの「からだ」と「こころ」の土台を整え、
👉 その子らしい成長を自然に引き出す、

それが発達支援コーチの大きな特徴です。


「発達支援コーチ」という名前だけ聞くと少し堅い印象かもしれませんが、実際はとても身近な学びで、保護者の方も気軽に受講できる内容になっていましたよ。

発達支援コーチ 初級講座ではどんなことを学ぶの?

発達支援コーチには、初級・中級・上級 と学びのステップがあります。
私が受講したのは 初級講座。まずはここで「発達支援ってどんな考え方?」を知り、実際に子どもへの関わりに活かせる基礎を学ぶことができます。

発達支援コーチ[初級]で学ぶ内容

内容は、主に原始反射「恐怖麻痺反射・モロー反射」について時間を割いていたように感じます。

初級の学ぶ内容は…

・発達支援コーチの前提
・発達のピラミッド
・無意識感覚(前庭覚・固有受容覚・触覚)
・原始反射について
恐怖麻痺反射・モロー反射の概要と統合遊び
・原始反射とビジョンへの影響など
※一般社団法人ここからだ 公式HPより


対象者は、保護者や教育関係者・支援者・スポーツ指導者 など。

私が受講した時は6名で、
・放課後デイサービス等の職員2名、
・小学校教育関係者2名、
・保護者2名(私含む)でしたよ!

受講の所要時間・費用

  • 所要時間:2日間(14時間)
  • 費用:40,700円(テキスト代、修了証、税込み)

試験と認定について

発達支援コーチには、「受講修了」と「認定コーチ」の2つの段階があります。

  • 初級講座を受講すると「修了証」がもらえる
  • 認定コーチになるには、受講後に学科と実技の試験に合格する必要がある

※初級の修了証さえあれば試験に合格しなくても、中級の講座が受講可能となります。

私は試験にチャレンジして、
学科:合格
実技:不合格でしたΣ(゚д゚lll)ガーン
その為、認定コーチにはなれませんでした。

講座受講後、半年以内なら何度でも受験可能です!

発達支援コーチの試験内容

【学科試験
講座で学んだ内容だけでなく、それ以外の知識も出題されます。
「書籍などで自分で調べて解答してください」と案内されているため、自主学習も必要です。
形式は、穴埋め問題が少しある程度で、ほとんどが記述式。
自分の考えを整理し、しっかり文章でまとめられる力が求められると感じました。

【実技試験
実際に4名の方とセッションを行い、その様子をレポートにまとめます。
・クライアントの身体や心の変化
・自分自身の内面の変化

この両方を記録する必要があります。


保護者として試験を受けてみて感じたこと

正直、保護者の立場からすると「試験までは受けなくても、講座だけで十分かも」と思います。
でも実際に試験を受けてみると…

・講座で学んだ内容を何度も振り返ることができた
・子どもの反応を改めて観察し、自分の考えを深く掘り下げられた
・まとめる過程で、自分の理解度や考えが整理できた

こうした点で、受けて良かったなと思っています。(結果は残念ながら不合格でしたが…💦)

不合格になった理由と学び

後からトレーナーさんに相談したところ、実技試験で提出した4つのレポートのうち

・合格レベルのものもあった
・再考が必要なレポートもあった

とのことでした。

実は、試験レポートは提出前にトレーナーさんへ相談できたのですが、私はそれをせずに提出してしまいました。
これが今回の敗因だと強く感じています。

これから受ける方は、ぜひ提出前にトレーナーさんに相談してみてください!

講座の実際の様子

「資格の勉強」と聞くと、分厚いテキストを開いてひたすら暗記やテスト勉強をする…そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも発達支援コーチの初級講座は全く違っていて、実際に体を動かしながら“体感するワーク”が中心でした。

テキストは配布されますが、受講会場にはデスクはなく、学びのスタイルはとてもユニーク!

そんな流れがメインになっていました。

私が受けて感じたこと

私は講座を受けてみて、まず “遊びの大切さ” に改めて気づかされました。
「支援」というと特別な方法を思い浮かべがちですが、
実際には日常の遊びの中で、体や感覚を育てることができるんです。

また、「子どもの行動の背景に“からだの発達”がある」という視点をもらえたのは大きな収穫でした。
困っている行動を“性格”や“やる気の問題”と見るのではなく、「もしかしたら発達の土台にヒントがあるのかも?」と思えるようになりました。

私が発達支援コーチを知ったキッカケ

私が発達支援コーチを知ったのは、「人間脳を育てる ―動きの発達&原始反射の成長―」という本との出会いがきっかけでした。
さらに著者の灰谷孝さんが作られた「イノチグラス」を、息子にも実際に作っていただいたことがあります。その経緯やそこで感じたことも、発達支援コーチを学ぼうと思った理由とつながっています。

このあたりを書き出すと長くなってしまうので、本記事では触れずに、別記事で詳しくまとめようと思ってます。

まとめ

発達支援コーチ初級講座は、子育てに悩む保護者でも気軽に受けられて、すぐに役立つ学びがたくさんありました。
試験を受けなくても、受講するだけで子どもとの関わり方が変わります。

子育てで悩んでいる方に、まず知ってもらいたい学びです。
「一人で抱え込まなくて大丈夫。小さな学びから、子どもとの関わりを変えていきませんか?」

コメント

タイトルとURLをコピーしました